神奈川県警は過去数十年にわたり、多くの不祥事を引き起こしています。以下に最近の主な不祥事をまとめました。
動物愛護団体から押収した動物の行方不明
2024年1月、神奈川県警が動物愛護団体から押収した犬猫114匹のうち約80匹の行方が分からなくなりました。団体は動物の返還と600万円の損害賠償を求めて県警を提訴しています。
女性隊員殺害事件
2022年12月、神奈川県警の警察音楽隊の女性隊員が同僚の男性隊員に殺害され、その後男性も自殺しました。この事件の動機は男女関係のもつれとされていますが、事件前に女性隊員から「交際を迫られて困っている」との相談があったにもかかわらず、適切な対応がなされませんでした。
坂本堤弁護士一家殺害事件
オウム真理教の坂本堤弁護士一家殺害事件において、神奈川県警は当初、坂本弁護士が借金で失踪したという見当違いの方向で捜査を進めたため、オウム真理教の監視が弱まり、後の地下鉄サリン事件につながったとされています。
戸部警察署内での被疑者死亡事件
銃刀法違反で逮捕された男性が取調室内で拳銃を使って自殺した事件では、自殺の状況に疑問が呈され、関係者遺族の間で隠蔽の疑いが浮上しました 。
神世界事件
新興宗教グループ「神世界」に関する捜査が遅れた結果、多額の被害が発生しました。最終的には2008年に捜査が行われ、違法行為が明らかになりました 。
裏金作り
2003年から2008年まで、神奈川県警の会計担当者が公金を不正に流用し、総額11億円が不正にプールされていたことが発覚。罰則が科せられた人数は531人に上りました 。
神奈川県警はこのような多くの不祥事を抱えており、その信頼性に疑問が生じています。今後の再発防止策の実施が強く求められています。
