豊洲市場初競り!「一番マグロ」史上2番目の高値、2億700万円で競り落とされる

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2025年1月4日、東京・豊洲市場で新年恒例の初競りが行われ、青森県大間産の本マグロが史上2番目の高値となる2億700万円で競り落とされました。

 

この「一番マグロ」を釣り上げたのは、青森県大間町の漁師竹内正弘さん(73歳)です。

竹内さんにとって「一番マグロ」を獲得するのは2年ぶりで、通算8度目の快挙となりました。

「一番マグロ」とは?

「一番マグロ」とは、初競りで最も高値をつけられるマグロのことです。

市場ではその年の象徴として注目を集める特別な存在で、買い手も競りの熱気に包まれる中、価格を競い合います。

今年の「一番マグロ」は、大間の海で育った222キログラムの極上本マグロ。

竹内さんが1月4日に釣り上げ、初競りに出品されました。

竹内さんはその喜びを次のように語っています。

「夢みたい。あがったときは、これは勝負になるいい魚だと思った。高値になりすぎて気の毒な気もするけど、おいしく頂いてもらえるとありがたい。」

竹内正弘さんの情熱と挑戦

竹内さんは漁師歴50年以上のベテランで、大間町のマグロ漁師を代表する存在です。

特に「一番マグロ」の釣り上げは竹内さんの誇りであり、今回で8度目の獲得となります。漁師としての熟練の技術と魚への愛情が、このような偉業を支えています。

また、竹内さんは漁業だけでなく、社会貢献活動にも熱心です。これまでに以下のような支援を行っています。

• 能登半島地震の被災地への義援金を寄付

• 青森県内の養護施設に寄付金を贈る

地元を愛し、人々を支えるその姿勢は、多くの人々から尊敬を集めています。

「一番マグロ」の行方

今回の「一番マグロ」は、寿司チェーンなどで提供される予定です。

その価格に見合うように、最高の鮮度と味を持つこのマグロが、多くの人に「新年の幸」を届けてくれるでしょう。

豊洲市場の初競りの意味

豊洲市場の初競りは、単なる取引の場ではなく、日本の漁業や食文化の伝統を象徴する大イベントです。

特に「一番マグロ」の競り落としは新年のニュースとして毎年大きな話題を集め、日本人の食卓に欠かせない魚としてのマグロの重要性を再認識させてくれます。

まとめ

竹内正弘さんが釣り上げた「一番マグロ」は、今年の漁業と日本の食文化を象徴する輝かしい存在です。

 

2億700万円という驚異的な高値での取引は、竹内さんの熟練の技術と、大間の海が生み出す自然の恵みの賜物と言えるでしょう。今年も「一番マグロ」が、多くの人々に喜びを届けてくれることを期待します。

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